やほ♪ やまねこ(@yamaneko_invest)だよ!
でも確かにNISAは見直しが予定されているよ。ポイントを説明するから、しっかり理解して先輩の鼻をあかしてやろう!
- NISAって何が見直されるの?
- NISA制度の見直しで、注意するべきことってある?
元金融サラリーマンのやまねこが、わかりやすさにこだわって解説するよ!
NISA制度が変わる? 新・NISA(仮称)ってどんなもの?
NISA制度は、2024年以降、仕組みの一部変更が予定されているよ。
主なポイントは2つ。
- 一般NISAとつみたてNISAの口座開設可能期間を5年延長※
- 一般NISAを「2階建て」の制度にし、対象商品を一部見直し
※ジュニアNISAは利用実績が乏しいことから、口座開設可能期間の延長はされず、新規口座開設は2023年まで。
現行のNISAと区別して、変更予定のNISAを「新・NISA(仮称)」とされているよ。
現行の一般NISAとつみたてNISAについては、こちらでおさらい♪。
新・NISA(仮称)の改善ポイント・注意ポイント
NISA制度の変更ポイントを表にまとめたよ!
今の一般NISA | 新・NISA(仮称) | つみたてNISA | |
年間投資の 上限額 |
年間120万円 | 2階 102万円 1階 20万円 |
40万円 |
非課税となる期間 | 5年間 | 2階 5年間 1階 5年間 ※1階部分終了後は つみたてNISAへ移行可能 |
20年間 |
口座開設 できる期間 |
2014年〜2023年まで | 〜2028年まで | 2042年まで (5年間延長) |
投資対象商品 | 2階 上場株式・公募株式投資信託等(注) 1階 つみたてNISAと同様 |
一定の公募株式投資信託等 | |
新・NISA(仮称)またはつみたてNISAのどちらかを選択 |
(注)新・NISA(仮称)の2階部分で対象となる商品は、レバレッジを効かせている投資信託や
上場株式のうち整理銘柄・管理銘柄は除外。
(出所)金融庁:「令和2年度税制改正について −税制改正大綱における主要項目−」をもとに作成
主な変更ポイントをもう一度おさらいすると、
- 口座開設期間が5年間延長されること
- 一般NISAが2階建てとなり、対象商品がより少額からの積立・分散投資を促進するものに
見直されていること
改善ポイント:口座開設期間の5年間延長
つみたてNISAは現行の制度のまま、口座開設可能期間を2042年まで、5年の延長が、
一般NISAは、制度の一部見直しをした上で、こちらも口座開設可能期間を5年の延長が検討されているよ。
より広く国民にNISAの活用を促したいってメッセージを感じるね。
注意ポイント:2階建て構造→上場株式は最大102万円まで
少しややこしいのが、新・NISA(仮称)の2階建て構造。
投資対象商品が、1階部分はつみたてNISAと同様、
つまり基準をクリアした一定の公募株式投資信託等に限定されるってこと。
現行の一般NISAなら、株式に年間120万円投資したとしても非課税の対象になったけど、
新・NISA(仮称)の場合は、株式の非課税投資枠は年間最大102万円までになる。
さらに、レバレッジを効かせている投資信託等、よりリスクが高いとされる商品は対象外となる予定だよ。
新・NISA(仮称)はより長期・安定運用を目指す仕組に
新・NISA(仮称)制度では、より広く国民にNISA制度を活用してもらえるよう、
より長期・安定運用を促す仕組に変更する内容だったね。
とくに、一般NISAの2階建て構造について、リスク商品を対象から除くことや
1階建ての20万円分は、つみたてNISAと同様の商品のみに限定されることから
よりリターンを追求したい人にとっては「どうなの?」という意見もあるみたい。
ただ、より長期・分散投資を促す仕組になるという点で、投資初心者にとっては不都合なことはないと
やまねこは考えるよ。
このニュースをきっかけに、投資について興味を持ってくれるといいな!
NISAを活用するにはまず証券口座の開設が必要。検討中の方はこちらの記事も読んでみてね!
「今さら?wwwこれから制度の見直しがあるって知ってる?」
って言われたんだけど、NISAって何が変わるの?